高校野球にDH制・タイブレーク制がないのはなぜだ!母校が選抜に出場して思ったこと。
春の高校野球、選抜大会。
わが母校が出場していたため、つい見てしまいました。
延長15回でも決着がつかず、翌日再試合。
わが母校はエースが1人でずっと投げ続けていたようです。
その体への負担は、相当のものだったでしょう。
高校球児の、
特にピッチャーの肩・ひじ・足などにかかる負担・負荷が問題となる昨今、
完投・連投に関していつも”いいのか?”と思ってしまいます。
高校野球はトーナメント方式なので、
一回負ければそれでハイ終了!となってしまうため、
勝ち続けなければならない。
エース級のピッチャーが複数いれば問題はないのでしょうが、
そうそう逸材が複数人いるわけもなく。
勝つためにエースを酷使するのは、
仕方がないこととも言えます。
であるならば、
全体的な負担の軽減を考えてもいいのではないでしょうか?
さて、ここからは自論です。
①延長戦では、タイブレーク制を採用する。
ちなみに、タイブレーク制とは、
無死・走者一二塁から攻撃を始める。打者は任意打順。
監督は球審に希望する打順を告げ、一塁走者は前位の打順の者、二塁走者は一塁走者の前位の打順の者。
次回以降は前回からの継続打順とし、同様の方式で2人の走者を置くといった制度。
こうすれば、得点が入る可能性が高くなり、
早く決着がつく可能性が高まる。
②DH制(指名打者)の導入。
またまたちなみに、DH制とは、
守備に就かず、本来投手が担うべき打撃を代行する専門の人を置くこと。
こうすれば、投手の代わりに野手を1人出場させることができ、
投手の負担軽減、かつ他の選手の出場機会の増加にもつながるのでは。
ひと昔・いやふた昔位前の時代であれば、
根性・根性・ド根性の「巨人の星」みたいなスポ根でもよかったのでしょうが、
もうそんな時代でもないと感じます。
また、野球の醍醐味が云々・・という問題もあるでしょうが、
そろそろそんなことも含めて考えていく時期に来ているのでは・・
と、自分は思います。
今年の選抜では、2試合続けて翌日再試合という稀な展開があったらしいですね。
選手の皆さん、お疲れさまでした。
そして、優勝した高校のみなさん、おめでとう!!
夏に向かって、みんながんばれ!!!